柿木恒徳さん、静子さん

柿木さんご夫婦の写真

菌床キノコ栽培のプロフェッショナル、柿木恒徳さん、静子さんご夫婦。毎日夫婦仲良くキノコの栽培をしています。菌床を作って提供したり、生産者を育てるのが本業です。なんとキノコで孫4人を大学までいかせたというから驚き!美味しさが格別なんでしょうね!!柿木さんを見かけたらぜひ、声をかけてみてください(*^^*)キノコについてお話していただけますよ♪

Q,産直に商品を出すときに、一番に考えていることは何ですか?

A,いろんなもの、珍しいキノコを作ること。

静子さん:昔はねうちで米やってたの。結婚して子どもが生まれて、私たちが岩手に帰ってきた時はちょうど農業がすごくダメな時期だったの、減反に冷害で。農業ではとてもやっていけなかったね。田んぼはダメだし、農業なんてやったことなかったし、野菜なんてとってもできなかった。そしたらお父さんが、近所でナメコやってる人が随分いいみたいだからって、ナメコやるって言い始めて。

恒徳さん:でもナメコもだんだん落ち目になってきたんだよね。そしたら菌床シイタケっていうのが出てきた。おそらく岩手で私が最初に菌床シイタケ始めたからね。私食いつき速いからね。試しにナメコの菌床にシイタケの菌を植えてみたら、すっごい立派なシイタケが綺麗に生えたの!

静子さん::そしたらお父さん、次の日からすぐシイタケやるって言い始めたの。「えー!」って反対する暇もなくやったのね(笑)

恒徳さん:産直ではいろんなもの売らないとね。だからいろんな種類のキノコを作る、他人が知らないのを作るっていうのが大事だね。今は時期にもよるけど8種類くらいやってる。

静子さん:タモギタケなんか最初は嫌がられたんだよ、こんな色嫌だって。山にもあるし、食べると美味しいんだけどね。でも今では出るのを待っててくれるお客さんが結構いる。アワビタケもそう。前やってたヤマブシタケも良かったね!お客さん喜んでくれて。ヤマブシタケは他のキノコと喧嘩するから今はやらなくなったけど、こういう珍しいのは貴重だよね。お父さん今はキクラゲだね!

恒徳さん:キクラゲはあんまりやってる人がいないからやりたくて。去年からキクラゲ始めて、店長に今年はまだかまだかー?って言われてる(笑)去年松の実ですっごく人気だったの。キクラゲは温度が高くないと出ない。シイタケは夏に採るのが難しいけど、これは真夏、キノコがあまり出ない時期に出る。終年栽培が難しいっていうのがネックだけど、シイタケと組み合わせるとバランスがいいよね。

柿木さんが作った左から時計回りにタモギタケ、アワビタケ、シイタケ。タモギタケは香りが強く汁物に入れると非常にダシが出る。全て天ぷらが美味しい。右の写真は夏に生産される生きくらげ。気温が30度位になると良いものができるとのこと。旬の時期の松の実に出荷される生キクラゲは1枚が8~10cmにもなる。松の実の人気商品でもあるので、ぜひご賞味していただきたい。

生産品目

柿木さんの生産品目シイタケ、タモギタケ、アワビタケ、ナメコ、キクラゲ、マンネンタケ、ヒラタケ、マイタケ
力を入れて生産しているものシイタケ

Q,農業をやっていて良かったと思うときは、どんな時ですか?

A,キノコ作りに熱中できたこと。

恒徳さん:今私たちが出荷しているのは、産直「松の実」をメインにした産直だけ。なぜかって言うと、消費者とのふれあいがあるから。これが本当に面白いね。農協に出してると、消費者との接点がないどこにもないのさ。うちでは原木のマイタケもやってて、これがまた結構珍しいんだよ。そうすると、家でマイタケ育ててみたいって言う人が出てきて、そういう人たちと連絡先交換して携帯電話の番号がどんどん増えたね。原木は普通400円ぐらいで売るんだけど、うちでは200円ぐらいで作ってあげてる。利益取らないでお母さんに叱られてるけど(笑)でもそうすることで毎年お客さんが来るじゃない。それが楽しみでね!「すごいマイタケ出たよ」とか、「親類に全部配った」とかって喜んで来るのさ。そういうのが面白いねぇ!

静子さん:「お土産に持ってくの」って言われると嬉しいねー。キノコ貰うことってあんまりないじゃない?でもあげると結構喜ばれるんだよね。お客さんが「お土産に持ってくからー!」っていっぱい買って行ってくれる。そうやって買ってくれるのを見ると、「あー、良かった」って思う。

恒徳さん:本当楽しいよね。シイタケ育てていて大変なことってないよね。シイタケも生き物だからじゃないかな。自分が可愛がって手をかければ必ず成果が出るな。毎日接してるとキノコと対話できるようになるよ。「あ、水が足りないなー」とか自然に分かってくる。

静子さん:出たばっかりの小さいキノコ可愛いよ。それが大きくなって、採って袋に入れてお店に並べると、お客さんが「うわー、美味しいそう!大きくて肉厚で!」って言ってくれるの。本当嬉しい。「やったー!」って思うよ!

Q,自慢の商品、生産品へのこだわりをおしえてください。

A,無農薬、そして健康食品であるということ。

静子さん:うちのシイタケは日もちがいいってお客さんが言ってくれるね。

恒徳さん:今育ててる品種が一番いいよね。日もちが良くて固くて美味しい。キノコの一番いいところは、無農薬だってところ。キノコバエって害虫で苦労するんだけどね。これはキノコの菌床を食べて傷めてしまう。昔は荒っぽく農薬とか殺虫剤使ってた時代もあったんだけどね。今は使わないよ。今は基本的には電撃殺虫機と粘着テープ。キノコバエは目に見えにくいから大変なんだよね。野菜は完全無農薬で育てるのって無理だけど、野菜は洗うじゃない?洗えばいくらか農薬は取れる。シイタケとかはあんまり洗わないでしょ。だから農薬は使わない。害虫対策は確かに大変だけど、キノコは無農薬での栽培が可能だからね。ただ菌床栽培の場合、菌床の材料の米ぬかとかふすまに農薬が使われてるから、どうしても完全無農薬とうたうことはできないんだ。でも栽培自体は一切農薬を使ってない。そしてキノコは健康食品だから、自分たちがいい仕事してるなって思う。あらゆるキノコに抗癌作用があるって言われてるでしょ。食べれば食べるほど体にいいからね。健康食品売ってるっていうのが一つの自分たちの自信になるな。

静子さん:他にも肌がツルツルになるとか、美しくなるキノコがあればいいね!(笑)

Q,おすすめレシピを教えてください

しいたけ

A,シイタケは、なんでもおいしい。

やっぱりシイタケが好きだし、シイタケ好きな人って多いよね!シイタケは焼肉の時なんかにも重宝する。そのまま焼くのもいいし、バター焼きにもするし、天ぷらも美味いよね。シイタケはどうやっても食べやすいからね!

美味しいシイタケの作るには最適な環境作り

しいたけの呼吸

作物全部そうだけど、シイタケも天候の影響が大きい。シイタケは雨が降ったり朝晩の寒暖の差が激しいとダメなんだよな。傘の裏側にヒダヒダがあるでしょ。あそこで呼吸してるんだけど、空気中の湿度が高くなるとシイタケが水分を余計に吸ってしまって水分が多くなってしまう。そうすると柔らかくて日持ちの悪い水キノコになってしまう。シイタケ見れば分かるよ。傘の真っ黒いのはね、明らかに水を吸いすぎなの。食感も違うからね。水キノコにさせないとめには、ハウスの中の空気を動かして循環させなきゃだめ。ちょっとサボって怠けると、グチャッとしたキノコになってしまうんだよね。

柿木さんの菌床の作り方♪

1.大量のおがくず
2.このおがくずにいろんな材料を入れて練る。
3.練ったおがくずを袋に入れ、ブロックにする。
4.殺菌窯で蒸し窯みたいにふかす。高温で一晩かけ12~15時間殺菌。袋ごと中の雑菌を殺す。
5.冷めたらブロックの中に種(きのこの種)をパッと植える。

あとは蓋をして並べておきます。3ヶ月くらい並べておくと白くなって茶色になると完成です!(※キクラゲは床が白いまま、シイタケは茶色になります)

収穫時期

収穫時期一覧

柿木さんは様々な種類のキノコを生産しています♪柿木さんのキノコは1年中楽しむことが出来ますよ♪個性豊かなキノコをぜひご賞味ください。夏のぷっりぷりな生キクラゲもお見逃しなく!

メッセージ

生産者さんから消費者さんへメッセージ

キノコは健康食品!ぜひ買って食べていただきたいです。

シイタケは収穫の時に触れば触るほど傷がついてしまう。そして傷ついたところから黒くなって日保ちも悪くなる。そうならないようにできるだけ衛生面には気をつけて、手で触らないように丁寧に収穫、袋詰めしています。結局キノコって健康食品だからね。抗癌作用があるし、キノコは食べれば食べるほど健康にすごくいい。だからこういういいものを買って食べていただければ、一番いいことだね。キノコは朝採りだから、昼までに買ってもらえば、特に新鮮なのが食べられます。

プロフィール

お名前柿木恒徳、静子
年 齢70才、63才
出 身山口県下関市/雫石町長山
趣 味下手だけどカラオケだなぁ。(静子さん)でもキノコ作りが趣味だな!楽しくてやってるからね。(2人)
農業歴キノコは35年くらいやってるね。2人とも愛知の紡績工場に勤めてたけど、結婚して子どもが幼稚園に入る時に田舎に帰ろうって言ってて。こっちに帰ってきてキノコ栽培を始めました。菌床を作って提供したり、生産者を育てるのが本業なの。
松の実出荷のきっかけ松ぼっくり」のアイスが美味しいよって聞いてて、食べに通ってたら産直「松の実」ができて。松原久美とは同級生だから、「キノコ出してみようかなー」って言ったら、「出してけろ!」って言うから、それから出し始めたね。
好きな食べ物シイタケ。バターのせてホイルに包んで焼いて食べるの、ものすごく美味しいよね。あと天ぷらもいいね。モクッとして厚みがあって。
目 標今のまま続けていければ。だから頑張って健康維持して、美味しいキノコをいろんな人に食べてもらえるように、頑張らなきゃないし、菌床を提供してる生産者の人にもこたえられるまでは頑張らなきゃいけないね。

生産者一覧

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柿木恒徳さん、静子さん

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