杉田和正さん

雫石で民宿「長助」を営み、グリーンツーリズムを積極的に取り組んでいる杉田和正さん。お客さんを第一に、安心して食べられる野菜づくりに努めています。

Q,産直に商品を出すときに、一番に考えていることは何ですか?

杉田和正さん写真 杉田和正さん写真

A,安心して食べてもらえるものを作ること。

私が育てているマコモダケの一番いいところは、完全無農薬なこと。全部の野菜を完全無農薬で作るのは難しいことだけど、私がどの野菜も減農薬で育てているのは間違いない。スーパーに出ている綺麗な野菜は、すごい薬を使ってる。野菜は虫がちょこちょこっと葉っぱを歩いただけでも、ぐにゃーんと曲がってしまったり、成長しなくなったりする。野菜ってすごく敏感に成長するからね。やっぱり見た目を綺麗にするためには、薬しかない。薬を使った野菜は、絶対薬の匂いがするからね。ただ、日本の農薬の安全基準は世界でも最も厳しい。それに基づいて使ってはいるんだけどね。でもやっぱり野菜を買うのは、産直から買う方が間違いはない。

私は工夫をして、できるだけ農薬を使わないようにしてる。例えば、ツルムラサキには虫がつかないんだけど、それを利用してツルムラサキを間に入れながら他の野菜を植えていくといいのかなって今年分かったんだよ。ツルムラサキには、虫が嫌がる“クセ”がある。食べてみてもそうだけど、独特なんだよね。そうやって虫の寄らない野菜を利用したりして工夫してる。雑草の駆除も大変なんだよ。雨が降るとバーッと草が出てくるんだけどね、これが一番大変。でも除草剤は使わないで、手で抜いていく。やっぱり“安心・安全”ってことを大事にしている。

杉田さんが力を入れて生産している、金時草。野菜の中でも栄養価が高く、ゆでるとぬめりが出る。カゴの中左上から金時草、マコモダケ、スピナッチ。

生産品目

杉田さんの生産品目スピナッチ、金時草、マコモダケ、その他夏野菜など
力を入れて生産しているものスピナッチ、金時草、マコモダケ

Q,農業をやっていて良かったと思うときは、どんな時ですか?

野菜の芽が出たとき。これは感動する。

農家やっててドカンと嬉しいなんてことはないんだけど、ちっちゃな嬉しいことはちょくちょくある。いやぁ、野菜の芽が出た時は最高だよ!芽が出た時だけの感動。これは若い人でも、年とった人でも、農家100人が100人感動する。それと産直でたった1つでも2つでも、名指しで自分の作った野菜に予約が入った時は嬉しい。金時草は角館の料亭から2回予約が入ったかな。去年はマコモダケが盛岡グランドホテルから入ってるし、あとは目黒のレストランからも予約が入ったり。このレストランからは、「赤ツルムラサキの花が欲しい」って言われてね。(赤ツルムラサキの花がすごく綺麗なの、ピンクでちっちゃくて。)こうやって売るつもりのないものに予約が入ったりもするんだよね。しかもそのレストランの暑中見舞いの写真の料理に、うちの金時草が使われてたんだ。宏樹が「これ和正さんの金時草だよ」って教えてくれた。自分の作った野菜が指名されて選ばれるのは嬉しいね。

Q,自慢の商品、生産品へのこだわりをおしえてください。

食べ物にはみんな気を遣う時代だから、栄養があって健康にいいと言われるものを栽培して、“自分の野菜”と いうこだわりを作ってみたかった。「みんなと違ったものをやりたいな」という気持ちが今にも繋がってる。だから私が出してるものは、誰もやっていないのだったりする。オカワカメは松の実で私が最初に始めたんだよ。あと、アイスプラントも。スピナッチも松の実開始した頃からやってて、1日30袋とか売れたの。でも最初は売れなかった。マコモダケもそうだった。珍しいのは最初から売れるわけじゃないけど、健康にいいって言うとみんな食べてくれるようになる。この前も娘が「マコモダケって栄養があって、肝臓にもいいんだってよ」って調べて言ってたから、今度宏樹に言ってくる(笑)あとね、金時草はすごい!これほど健康管理に役立つ野菜はないね。すごく栄養のバランスが良くて、健康にいい。間違いなく野菜の中では王様だと思う。いずれにしても、みんなに食べてもらうものだから、健康に通じるもの、健康にいいものをこだわりとして作ってます。

Q,おすすめレシピを教えてください

金時草イラスト

生が一番!

金時草、ツルムラサキを私はおひたしで食べるのが好きかな。サッとできて一番簡単で、手のかからない食べ方だね。

懐かしい香り漂う、民宿「長助」

民宿長助

「これは昭和2年の家だよ。改装した所は釘使って今風なやり方でやってるけど、元は仙台の宮大工が釘を使わないで立てた家。昭和45年に国体が岩手で開催された時から民宿をやってる。」と杉田さんに教えていただきました。改装したとはいえ、広く昔ながらの立派な造りはまだまだ健在です。雫石に滞在される際は、ホテルではなく民宿も検討されてみては!?

子どもたちと農作業、グリーンツーリズム

雫石のグリーンツーリズム

初めて杉田さん宅にお邪魔した際、10人程の中学生の姿が。大船渡市立第一中学校から農業体験に来ていた子どもたちでした!1泊2日で杉田さんと一緒に畑を耕したり、種を植えたりしていました。杉田さんは約7年前からグリーンツーリズムを始め、今年は既に6組目の受け入れとのこと!農業初体験の子も多く、暑い中皆さん楽しそうに作業していました。

その2週間後に杉田さん宅をお邪魔すると・・・なんと芽が出ていました!みなさんが植えた春菊はすくすく成長していますよ!

収穫時期

収穫時期一覧

自分の作った野菜が指名されて選ばれるのは嬉しいと語る杉田さん。皆さまからの野菜の指名をお待ちしております。(電話:019-691-5030産直松の実まで)

メッセージ

杉田和正さん

生産者さんから消費者さんへメッセージ

安心して食べてください。こだわり野菜です。

栽培にできるだけ農薬を使わないこだわり野菜です。金時草もマコモダケも赤ツルムラサキもどれも栄養があって、健康にいい、私のこだわり野菜。無農薬や低農薬を徹底して、健康・安全な野菜を作っているので、安心して食べてください。

プロフィール

お名前杉田和正さん、隆子さん
年 齢63歳/59歳
出 身雫石町
趣 味歩くことだね。前は山にも行ってたんだけど、もう7~8年行ってないね。山を歩くって言っても、登山じゃなくてキノコとか山菜とか気になってね。今は家の後ろの川原のあたりを歩いてる。それと、週に1回くらいは夫婦2人でドライブに行く。最近は和賀から北上をぐるっと回って、錦秋湖見たりして。その前は紫波で産直巡りしたりね。
農業歴42年。農業を始めたきっかけは、私が後継者だったから。兄弟もいるけど、私が農業をやるしかないと迷いもなく決めていた。
松の実出荷のきっかけ自分で作ったものに自分で値段をつけて売ってみたいと思っていて、それができるのは産直しかないんだよね。松原久美とはいとこ同士で、松の実始める時に声かけられたのもあって。松の実開始時から野菜出してる。
好きな食べ物金時草とか、ツルムラサキとか、クセがあるものが好きなんだよね。クセのあるものは体にいいんだけど、食べ過ぎると害になることもあるから、程々にね。。
目 標現状プラス“実もの”栽培。年を取ってもずっとできる“実もの”、果実をやってみたい。“実みおの”はぽちぽち植え始めてるし、今後拡大していきたいんだよね。そのうち松の実にも出るよ!

生産者一覧

松原宏樹さん

松原宏樹店長

お客さんから一番近い産直を目指す産直の店長!

松の実店長

大菅達夫さん、祐子さん

大菅祐子さん

今日と明日は違うこと!根野菜のスペシャリスト!

長芋、珍しい野菜

櫻田ちえ子さん

櫻田ちえ子さん

ほかの人がやらないこと!赤ちゃん野菜の母!

トマト、櫻田サラダ

上村玉枝さん

上村玉枝さん

ありのままの野菜づくり♪野菜づくりは喜び!

下仁田ねぎ、ウルイ

松原久美さん

松原久美さん

食物の源は土!雫石を活性させる“楽”農家。

お米、牛乳、アイス

猿子孝子さん

猿子孝子さん

長く咲く、可愛いユリをお届けいたします♪

ユリ

柿木恒徳さん、静子さん

柿木静子さん

無農薬、そして健康食品であるキノコを栽培!

シイタケ、ナメコ

杉田和正さん、孝子さん

杉田和正さん

完全無農薬栽培のマコモダケ!減農野菜を提供♪

金時草、マコモダケ

森崎ロクさん

森崎ロクさん

農業一筋!昔ながらの野菜をお届け。

じゃがいも、お茶